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Channel: ノモシカツナ・告廣誌雜之和昭
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雑誌表紙&記事

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本日最後はカストリ雑誌の代名詞ともいえる1946年(昭和21年)「りべらる・9月号」の表紙画でお別れです。作画は表記が無いのですが、サインから多分「中尾進」氏だと思われます。
どうです、、、素晴らしいでしょう。。。
アルフォンス・ミュシャ辺りを彷彿とさせるアールヌーヴォーの影響が色濃く出ているとも言えますでしょうか。。。
又、カストリ雑誌特有の「仙花紙」なる粗雑な紙に印刷されていますが、(例えるなら学生時代のガリ版印刷に使った更紙みたいな感じでしょうか)これがいいんですよね。。。この表紙で言えば右下の目次欄の見出し部分が紙色なんですね。。紙色を巧く使った素晴らしい(所謂、白ヌキ印刷)に私はメロメロです。
この粗悪な紙に印刷されたモノが65年たっていい色にレトロ発色しているのですよ!!!レトロ好きには堪りませぬ!!!
この表紙だけでなく創刊当初の「りべらる」は中尾進氏が手掛けた表紙が素晴らしいんですよね。。。本当にほれぼれしますよーーー。まああ、カストリ雑誌なんで保存状態が最悪なのが問題では有るんですが。。。。

本日は以上です。。如何でしたでしょうか。。。
本日は家の光をメインにチョイスしてみました。。。
おーーーっとお時間が来てしまったようです、、私はこの辺で’どろん’させて頂きます。。。
では、又、お会い出来れば幸いです。。。

    ~夏休みの想い出が無く毎日同じ絵日記が続く事程、残酷な事が有るだろうか?~


本日はムード歌謡の傑作コンピ!「東京の夜は楽し~1960'TOKYO Love Story 恋するムード歌謡」をBGMにお届けしました。。。
何かと懐メロの代名詞なムード歌謡ですが、、改めて聴き直すと色々再発見があるものです。。膨大なカタログを有するビクター音源から初CD化を多数含む名曲の数々!!!涙無くしては聴けませぬ!!!「佐伯孝夫&吉田正」コンビによる甘~い夜の世界は唯一無二のモノです。。正にジャパニーズ・ポップスの原点とも言えるのではないでしょうか。。個人的にはやはり貫禄の低音ボイスが魅力の「フランク永井」さんは別格ですね。。。しかも、制作者側の愛が伝わってくる選曲が素晴らしい!!「モノラル編」と「ステレオ編」に分けて収録されている心遣いも有り難い!!リマスターも施されているらしく、モノラル・ステレオとも素晴らしい音で再現されているのも嬉しい限りです。。1957年~1970年までと割と幅広い年代からのチョイスも泣かせます。。日本人だから理解可能なこの夜世界、、、折角だから幅広い方々に聴いて頂きたいものです。。。「ムード歌謡」奥が深いです。。

いやーーーーーアルコールが入った身には染みますゼ!!!!「松尾和子」さん。
青江三奈嬢の「あなたとわたし」、、、エロ過ぎですぞ!!!最高!!
個人的なベストはダバダバ炸裂・和ボッサ・スキャットチューーーーン、フランク永井「ブルー・ムーン・イン・東京」ですかね。。。「ピチカート・ファイブ」の小西康陽氏辺りが好きな方はきっとハマると思いますよ。。。勿論、You Tubeにアップされているので是非とも試聴してムード歌謡の別な面を感じ取ってみて下さい。改めてムード歌謡の代名詞的な「有楽町で逢いましょう」の完成度の高さとフランク永井氏低音ボイスの虜になった私であります。。

アルコール片手にCDで聴くムード歌謡も又、乙なモノですよ、、、
是非!レトロ好きなナウなヤングメンに聴いて頂きたいコンピです。。。
と、、書いたところですが、、、どうも現在廃盤扱いのようです、、、残念!!
2007年発売のモノが既に廃盤とは嘆かわしい!!!
是非とも再プレスを願うばかりです。。。

では、どうぞ。

1946年(昭和21年)りべらる・9月号より

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