続いても、1969年「少年マガジン・5月11日号」掲載「恐怖の世界」より桑名起代至さん作画の「死をきざむ振り子」です。
作品のモチーフはポーの「落とし穴と振り子」ですね。
しっかし凄い迫力だこと!!!
個人的に同作をモチーフにした作品として私の師匠のひとりチェコのパペットアニメーション作家であり生粋のシュールレアリストでもある「ヤン・シュヴァンクマイエル」の15分のモノクロ作品「陥し穴と振り子」を連想させますね。。。
こちらはモノクロ且つセリフ一切無しの作品ですが、、、もの凄く怖いです!!
私はエンディングで失禁しそうになりましたよ!!!詳細はノーコメントで!!
You Tubeにもアップされている様なので是非ともご試聴を、、、そして禁断の恐怖体験をご一緒に!!
そうですねーーー私と「ヤン・シュヴァンクマイエル」の出会いは11PMでした。。。確か今は亡き「今野雄二」氏のナビゲートで世界のアニメーション特集みたいなコーナーだったと思います、、、確か「シュヴァンクマイエル」の過激なグロさが爆発した「男のゲーム」を紹介してました。。。かなりの衝撃だったのは未だに鮮明に覚えてますので一種のトラウマになったのでしょう。。「ブラザーズ・クェイ」の作品に触れたのもこのコーナーだったと思います。。当時の11PMはエロ企画ばかりではなくサブカルチャーモノもいち早く情報発信していたんですよね。。。
しかし、今の様にチェコ産のクレイアニメへの認知度が低かったせいもあり、情報が全くなく彼らの作品に実際に触れるには10.000円近くする高価なレーザーディスク発売まで数年待たなければいけなった訳です。。。
実際LDのハードは既に動かない状態ですが「ヤン・シュヴァンクマイエル」と「ブラザーズ・クェイ」の作品集のソフトは未だに捨てられずにいるんですよね。。。
あーーー、あと、「天知茂」氏のハマリ役だった「土曜ワイド劇場」の「江戸川乱歩の美女シリーズ」でも同様のシーンが出てきましたよね。。。
と、ちょっと感傷的に思い出に浸ってしまいましたね。。。(笑)
では、どうぞ。
1969年、少年マガジン・5月11日号より